>>白金ニューヒツジホテル

日報(230903)

九月三日(曇り)

色々あって子供を風呂に入れる時間が遅くなり、開店時間が21時に順延。パタパタと店に向かい扉を開けたら早速T氏が来店し、開店時間が遅れた内情を伝えると風呂上がりに一杯どうぞとビールを飲ませてくれた。なんて優しい。ビールはいつも美味しいが、その日飲んだ一番搾りはまた一段と美味しく感じられた。

市内にできたクラフトビールのお店からの梯子で、某氏がそこにいたお客さんたちを連れて来店。近くの花屋で時々飲みの場を開いているらしく、営業時間がほぼ重なっていて難しいもののいつか行ってみたい。そんなことをしていたらまた開店時間が順延してしまうし、さてどうしたものか。なぜか福岡の展示活動(や環境)の話で白熱した。どこからが「個展」なのか。聞いた話の大半はここじゃ書けないけど、話していたことが的確で、ああこの人はしっかりと街を見ているなぁと感心した。場を開くとそういう話が入ってくるのか。そういう面白いお客さんを引っ張ってきてくれた某氏に感謝。

どうせ誰も読んでいないだろうとたかを括ってはいるものの、それでも書けない話がたくさんあって、果たして一体それを誰に見られたくないのだろうかと自問自答している。記録として意味を成すためには具に書くに越したことはないけれども、場が保つ秘密性みたいなものも大切にしたい。むむむ。