>>白金ニューヒツジホテル

日報(230526)

五月二十六日(晴)

凪の金曜日。会社飲みの二次会と思われる四人組が来店。華金っぽい。しばらくの間は事前連絡のない団体は(たとえその時どんなに店が暇でも)断っていたが、最近は(他にお客さんがいない場合など)状況を鑑みながら受け入れるようにしている。案の定賑やかな団体で、途中何度か声のボリュームを下げてもらうようにお願いをする。他に客がいなければ存分に盛り上がってもらっても構わないのだけれど、扉の向こう側まで響き渡る声は本を読みに来店する人の脅威にもなりかねない。店内でタバコは吸えませんと言ったら何故か扉の外で急に喫煙をし出して、あげくその吸い殻を蚊取り線香の受け皿に捨てられていた。ぐぬぬ。もちろん全ての団体がそうではないのはわかっているが、それでも団体(事前予約なしの飛び込みに限ってそう)客で良い思い出があまりない。忘れた頃にそろそろ良いかなと思って受け入れた途端に同じような状況に陥るので、結局事前連絡なしの団体客を受け入れる時はどうしても慎重になってしまう。

その後某氏が来店して、「最近日報の更新が止まっていますね」と早々にご指摘を受けた。ギクリ。確認したらたしかに五月十二日以降更新が止まっていた。この日は二十六日。二週間分も溜まってしまっている。夏休みの宿題をやっていた頃から何も変わっちゃいないと言いながら、現実に追いつくべくちまちまと更新している。