五月二十日(晴)
開店前、古賀までびゅうんと遠出(というほど遠くはないけど)してきた。
オープンしてまだ一度も行けてなかったナツメ書店(古賀店)をようやく訪問。駅から道なりに歩いていると、ふと景色の中にお店を見つけた。西戸崎にある店同様に街の中に自然と溶け込んでいて、初めて訪れたはずなのになんだか懐かしい気持ちになった。挨拶もそこそこに近況を報告し、近況を聞く。また何かしらの機会で催し事をしましょうとの話になり、本を購入して、短い滞在を終え、その足で近場にあるノミヤマ酒販に向かった。徒歩圏内に大好きな場所が二箇所もある古賀、どうしてもっと早く行かなかったのか。
今回古賀まで行った目的の一つがこの日ノミヤマ酒販で催されていた白石酒造(天狗櫻)のイベントで、ちょうど現地に到着した頃には白石さんとノミヤマさんのクロストークイベント(第二部)が始まる直前だった。急いで参加費を払い、乾杯の酒をいただき、ノミヤマさんから白石さんをご紹介いただいた。造り手の話(や参加者のアツい質問)を聴きながら飲む焼酎の味は格別で、またこの日お酒を飲む器として用意されていた鹿児島の土を用いた土器をものすごく気に入って、無理言って土器だけを追加購入してしまった。
ほくほくした気持ちで古賀から店まで戻り、予定を大幅に遅れて20時半に開店。間もなくタナカさんが訪れ、土産のチップスをいただく。ちょうど届いたばかりの『雑談・オブ・ザ・デッド』を紹介した。
来店した某氏が少し深めに酒に酔っていて、最初は楽しく話していたけど途中から様子がおかしくなり周りの大人たちが明らかに気を遣い始めたので、居合わせた初対面の某氏に軽口を言った頃合いで指摘したら噛みつき返された。店側の役割ではあると思うけど、もう少しこちらで良い言い方はあったのかもしれないなあと落ち込んでいたら、その時居合わせた某氏がカラオケに誘ってくれて閉店後そのままカラオケへ。次の日は久しぶりの休みにしていたので、夜が明ける寸前まで歌った。感謝と反省の多い一日。