九月五日(通り雨)
家を出たら多少霧雨が降っていて、それでもまあ近いし大丈夫かと傘を取りに戻らず店に向かって結果ずぶ濡れになった。配達に来た酒屋さんに「なんでそんなずぶ濡れになってるの」と尋ねられ、徒歩数十秒の自宅に傘を取りに帰るのを渋ってこうなったとは言わず単に通り雨に打たれたと伝えた。
宮崎で焼酎BARを営むA氏は二ヶ月に一度福岡に遠征してくる。毎回一泊二日の滞在で恐ろしい梯子酒をしているが、この日も更の時間にそれはそれはしっかりと酔った状態で来店した。前日あまり寝れなかったのでいつもより疲れているとのこと。それにしてもすさまじいタフネス。どれだけ疲れてても毎回必ずと言っていいほど顔を出してくれるのが有難いし、それを複数の店に対してやってると思うと頭が上がらない。
毎回大体ひつじがが終点になるA氏。この日は中洲で知り合いが飲んでいるということで、タクシーで颯爽と夜の街に消えていった。信じられないタフネス。酔っていたA氏を連れてきてくれたT氏は店に残って、T氏のおばあさんから頂いた焼酎を開けて一緒に飲んだ。
宮崎にも行かねばなぁ。