>>白金ニューヒツジホテル

日報(230511)

五月十一日(晴れ)

来店の頻度やタイミングは人それぞれだけど、中には偶然来店が重なり同じ時間帯に居合わせる人たちがいる。曜日が固定されている(○○曜日の誰々)わけではないし、その周期もバラバラなのに、この人が来た時にはこの人も来る、みたいなことがあるので面白い。

ここ最近YouTubeの案出しで来店しているシンカワくんと、天神で催されていた写真展帰りのマイさん、そして某氏が居合わせる。前回も会いましたよね、から会話が始まり、シンカワくんが「ちいかわ」や「推しの子」の話をベースに自身のコンテンツを説明しようと試みるもその中で誰も「ちいかわ」も「推しの子」も見ていなくて断念。「ちいかわ」や「推しの子」は国民全員が知ってると思ってましたとカルチャーショックを受けていた。

マイさんは舞台や展示をよく観に行っていて、その帰りに感想を伝えによく足を運んでくれる。鑑賞直後の熱を冷める前に共有してもらえるのが毎回楽しく、自身もこのぐらいの熱量で対象に向き合いたいな、と話を聞くたびに思う。この日も購入したグッズの写真を見せてもらい、その後推しの動向について話を聞いた。

度々顔を合わせていると自ずと顔見知りのようになり、それが広がると一つの話題も個人間(店主と客)だけでなく場で共有されるようになる。この日はまさにそんな感じの一日で、結果的に変わるがわる色々な話題が飛び交った。これが固定メンバーにまでなってしまうとまたちょっと違ったものになってくるのだろうけど、現状は偶然居合わせた人たちでその状態になる(その顔ぶれは都度都度異なる)ので面白いのかなぁ、と思う。